投稿者:中内 博子(妙見東) 投稿日:2025/10/20

大阪夢洲で万博の工事が始まった頃は、こんな場所に行く人がいるのかしら? まるで無関心の私でした。
やがて周囲の熱気で徐々に関心が高まり、万博のシンボル「大屋根リング」だけでも廻りたいと思うようになり、願いがかなって5月に行くことが出来ました。
しかしこのときは十分に廻りきれず、次は西ゲートから入り再挑戦しようと思っていたのに、夏の暑さに負け、そのうえいつの間にか入場困難になっていました。
大屋根は建築家の藤本壮介氏の設計で、当初は建築費が高額すぎる等の批判もあったようですが、世界最大の木造建築物としてギネスブックにも登録され、海外からの人も含め連日大人気でした。
今日世界が分断し、紛争が絶えない中で「異なる個が響き合う場を造れば、社会は良くなる」という設計者の思いが詰まった大屋根は、十分にその役目を果たしていると思いました。
戦後80年、戦争を生き延びてこられた高齢の方々が重い口を開いての戦争体験記には胸が詰まり、涙無しには読めませんでした。平和であること、平和を維持し続けると、一日が平穏無事であることの幸せ・・・これは当たり前ではなく、大変有難いことと心に刻んだこの夏でした。
何より万博が大盛況で無事閉幕されたことは、嬉しくもあり、また少し寂しくもありました。
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