軽度認知障害サポーター養成講座 投稿者:新庄 悦子(枚方市茄子作東町) 投稿日:2025/05/19

4月24日、ボランティアセンターにおいて、満席で行われました。地域包括支援センター長の田中様認知症地域支援推進員の原田様他の方々により充実した講座でした。
認知症とは?と、問いかけられた場合【老化による物忘れ・アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症・脳血管性認知症・その他の認知症 】と幾つかのパターンがあることも知りました。また、それぞれの認知症によって現れる症状、進行の変化等もわかり易く説明していただき納得しました。
中でも、MCI(軽度認知障害)という言葉の説明を受け、MCIを見逃すと40%の人が進行し、予防に繋がる生活習慣を実践することで60%の人が健常な状態に戻るそうです。早期発見、早期治療が大事だということ。それには第一にバランスの良い食生活をすることだそうです。
「まごわやさしい」・・・【ま(豆)、ご(ごま)、わ(ワカメ)、や(野菜)、さ(魚)、し(椎茸)、い(芋)】これらの食品に気をつけながら、毎日の調理に心がけようと思いました。また、一日に必要な野菜の量も分かり易く説明して下さり、生野菜なら両手に5杯、温野菜なら片手に5杯だそうです。日常生活の中で私自身が出来るかな? と思うことは毎日の食事に心がけることだと思いました。
さらに認知症の人への声かけも「はやゆみ」・・・はっきり、やさしく、ゆっくり、みじかくとのこと。
「認知症」は一括りに出来ない、とても奥の深い病気だと分りました。不安なときは、かかりつけ医または地域包括支援センターに相談しましょう。
以前、認知症サポーター養成講座を受けオレンジリングをいただいたこと、介護ヘルパーをしていた頃に認知症の方のサポーターをしていたこと等を思い出し、今度は反対にサポートを受ける側に入ります。その日を少しでも先送りするためにも、今回の講座はとても良かったです。ありがとうございました。
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