投稿者:桜川 幸代(私部) 投稿日:2025/04/21

4月の例会から
4月4日、阪急東向日駅からバスで20分の南春日町下車。歩いて20分位で正法寺に着く。お天気も良くしだれ桜、コブシ、濃いピンクの早咲きのツツジなど満開。動物や鳥に見立てた石があちこちにある「鳥獣の石庭」と、しだれ桜のコントラストは絵画の中にいるような錯覚を引き起こす。
天気が良ければ遙か東山連峰まで見渡すことが出来るとか。薬師如来、春日不動明王、大原野大黒天愛染明王、子育水子地蔵尊等々お寺のあちこちにある仏像も興味深いものがあります。詳しいことはよく分らないまま、「きれいだな」とか「面白いな」と思うだけですが。
直ぐそばに大原野神社があります。花がいっぱい咲いていて、まるで沢山の眼が集まったみたい。そこでついた呼び名が「先眼桜」。ぼんぼりのように咲くこの先眼桜は、満開から3日ほどで散ってしまう「まぼろしの桜」。運良く満開の桜を見られれば、千の願いが叶うといわれています。
持参した昼食を大原野神社の池の端で食べて、午後はすぐ近くの「花の寺」とも言われた勝持寺へ。急な坂道を息を切らしながら登り、10分ぐらいで到着。「花の寺」と言われるだけに境内は桜だらけ。特に有名なのが、古の歌人「西行」自らが手植したと言われる「西行桜」。余りの美しさから、世阿弥による能楽作品「西行桜」が生まれ今なお上演されているとか。
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